Ubiquitous Learning Architecture For Next Genaration

基盤ソフトウェア開発

1. はじめに

今日,ネットワーク環境の高度化により,教育・学習の場は従来の教室から自宅・職場などに広がってきており,通学時や飲食店などでの自学自習も可能になってきている.また,デスクトップ型PC,ノート型PC,携帯電話やモバイルPCといった携帯型端末など,利用手段も多様化してきている.

このように,大学における教育・学習環境は,様々な観点で多様化が進行している.その結果,教育・学習環境の「ユビキタス化」が実現されつつあり,「いつでもどこでも」教育・学習が可能な状態になってきている.しかし,既存のCMSの多くは,このような「利用環境の多様化」に対応できていない.

このような背景の下で,我々はユビキタスな教育・学習環境下において教員・学生が利用する端末・環境・様態などの利用者状況を獲得・統合・解析し,また,利用者状況に適応して教材等を処理・提示することが可能な,高等教育機関における教育・学習基盤ソフトウェアとしての次世代コース管理システムを開発することを目指している.これにより,「教室」という,教員と学生のインタラクションの場である教育・学習空間をユビキタス化する「uClassroon」を実現する.