Ubiquitous Learning Architecture For Next Genaration

次世代CMS研究会

CMS 関連研究および実践研究でご活躍の方々と情報交換・意見交換など交流を深めるとともに,本プロジェクトの成果公開や,プロジェクトへのご意見・ご指導を頂く機会を設けるために,「次世代CMS 研究会」を開催しています.開催は年に2回程度を予定しています.

開催予定

第二回 次世代CMS 研究会

平成17 年8 月31 日(水)(計画中)

過去の開催情報

第一回 次世代CMS 研究会

  • 日時:平成16 年10 月22 日(金) 10: 00 - 17: 00
  • 場所:大阪大学 中之島センター
  • 参加者:60名
プログラム
10:00
-10:10
主催者挨拶
10:10
-12:10
セッション1
(1) "u-Campus 構想とその実現にむけて"
講演者: 徳島大学工学部知能情報工学科 矢野米雄 教授,緒方広明,光原弘幸,金西計英,松浦健二,三好康夫,森川富昭
概要:徳島大学では,e-Learing, u-Learning を含め,キャンパスの電子化を6年の計画として立てた.授業におけるPDA等の活用を始め,無線ランの設置,ポータルサイト,データベースを有機的に結び教育効果の向上に向け,実践を行う.
(2) "授業支援型e-LearningシステムCEASの開発と展開−支援コンセプトおよび教育実践拡大への取組−"
講演者: 関西大学工学部システムマネジメント工学科 冬木正彦 教授
概要: 授業と学習(予習・復習)を統合的に支援する目的で開発した.CEAS(Web-Based Coordinated Education Activation System)の教育支援コンセプトとその具現化,およびCEASの特徴的な機能を紹介する.さらに,ITを活用した教育の質の向上と教育実践を広める取組として,コンテンツ制作の2段階アプローチと優れた教育方法(「コース経営パターン」と呼ぶ)の抽出・蓄積・公開を提案する.
(3) "Wikiを用いた情報共有と高等教育"
講演者: 広島大学情報メディア教育研究センター 稲垣知宏 講師
概要: 高等教育の現場においては,学生の考え,教育者の方針,教育を支援する者のアイデア等,多様な情報を気軽に共有できることで,大きな教育効果が期待できる場合がある.ここでは,大学院生向けゼミでのWiki利用,教材開発でのWiki利用を例に,気軽に情報を共有できる仕組みの高等教育での利用について議論したい.
(4) "コース管理システムを活用した学習モードの多様化"
講演者: 帝京大学ラーニングテクノロジー開発室 渡辺博芳 講師
概要: CMSを用いて多様な学習モードを提供することで,学習効果を高め,自己学習力を習得させることが期待できる.これまでにWebCTを活用して行ってきた「個別学習モードを重視した授業」,「協同学習モードを多用した授業」の実践例について紹介する.
(5) "学習管理システムCFIVEの開発と利用"
講演者: 東京大学情報基盤センター 山口和紀 教授
概要: 教育の高度化,IT技術の一般化にともない,従来から行われている対面型の授業においても,eラーニングを活用しようという動きが出てきている.ここでは,センターのような特定の学部に属さない学内横断的な組織がこのようなeラーニングの支援をする場合の問題,その問題の解決のために開発したオープンソースのLMSの概要,その授業での利用について報告する.
12:10
-13:10
昼食
13:10
-15:10
セッション2
(6) "LMSと既存の学務情報システムとの連携 ー現状と展望ー"
講演者: 熊本大学総合情報基盤センター 宇佐川毅 教授・センター長
概要: 熊本大学では1999年よりSOSEKI と命名した学務情報システムを全学的に運用してきた.この学務情報システムは,WEBベースで教職員学生が自分に関連する学務関係の情報を管理できるのみならず,卒業要件・各種免許資格要件のオンライン判定機能,シラバスの視覚的提示や各種検索機能等の実現を通じて,"学習支援システム"という側面を持つに至っている.この学務情報システムの運用は,現在全学的に展開しようとしているLMSへの科目担当教官の登録のみならず,受講者登録情報の連携など,LMS展開の基盤となっている.本稿では,学務情報システムとLMSの連携について,現状と将来展望について報告する.
(7) "LMS (CMS) の全学運用と学務情報システム等とのデータ同期"
講演者: 熊本大学総合情報基盤センター 中野裕司 教授
概要:熊本大学では,2003 年度よりWebCT 等のLMS を導入し,特に初年次全学部必修科目「情報基礎A/B」ではWebCT のCross-listed Course を利用した受講生1800 人規模の同一内容による大規模講義をBlended Learning形式で行ってきた.2004 年度より,WebCT の全学運用を開始し,全講義,全学生,全教員のWebCT への登録を,学務情報システムSOSEKI とのデータに同期により運用している.これにより,教員にとっては,WebCT に入ると受講者が全て登録された形で担当講義の雛型が用意され,学生にとっては受講している講義が全て並ぶ環境を実現した.これらの方法,効果および現状の問題点について報告する.
(8) "学習を支援するインテリジェント掲示板"
講演者: 長岡技術科学大学eラーニング研究実践センター 福村好美 教授
概要: 非同期型e ラーニングの場合,理解度の向上と学習意欲の維持の面から,インタラクション機能が重要な役割を持つ.従来,このためのコミュニケーション機能はテキストで投稿順に表示するだけで利用には限界があった.本講演ではこの対応策として,掲示板に簡易アニメーションツールを用いたビジュアルなコミュニケーション機能を提供し,自然言語処理による議論の自動分析を行い,学習者と教員のインタラクションの効率化を図ることを提案する.
(9) "福井県立大学におけるCMS を利用した授業改善の試み"
講演者: 福井県立大学情報センター 山川 修 教授
概要:福井県立大学では2002 年春からCMS を導入して授業改善を進めている.本講演では,今までに試みた,「学習の可視化」,「オンラインテストの適正な運用」,「CAT からアダプティブラーニングへ」の3 つについて,その意図と実施した後の評価について述べる.最後に,これらの実践の経験から考えた, CMS の今後の可能性についても触れたい.
(10) "九州大学におけるCMS 活用事例と利用支援"
講演者:九州大学情報基盤センター 井上仁 講師
概要: 九州大学では,学内でのCMS の普及には,部局間の役割分担と連携が重要と考え,まず学内のプロジェクトを発足させ,組織間の連携のモデルとしてCMS の運用と利用を行ってきた.本講演では,まず2 年間の学内プロジェクトの成果とそれを起点とした新しいプロジェクトの概要を報告する.また,CMS の利用支援について新たな取り組みを報告する.
15:40
-17:00
セッション3
(11) "Learning Space, WebCT, Blackboard の実践報告"
講講演者: 玉川大学文学部リベラルアーツ学科 照屋さゆり 講師
概要: 1998 年より実践しているe-Learning システムを利用した大学講義の実践を通して,これからの大学で必要なCMS の機能等を考察する.
(12) "大学e-Learning に望まれるもの"
講演者: 千葉大学総合メディア基盤センター 全炳東 教授
概要:大学教育におけるe-Learning の意義を考え,LMS に望まれるものをいくつかの側面から論じる.(大学教育, コンテンツ作成, 教務系情報処理システムとの連携,管理・運営の体制,JABEE との関連)
(13) "ユビキタス環境下におけるコース管理システム"
講演者:名古屋大学情報連携基盤センター・ULAN プロジェクト研究代表 間瀬健二 教授
概要:本プロジェクトでは,ユビキタス情報環境下において,教員・学生が利用する端末・環境・様態などの利用者状況を獲得・統合・解析し,また,利用者状況に適応して教材等を処理・提示することが可能な,高等教育機関における教育・学習基盤ソフトウェアとしての次世代コース管理システムを開発する.そして,語学教育を中心とした実際の教育現場での実証実験により,教育現場の多彩なニーズに本システムが対応できることを示す.